計量スプーン・カップの早見表【大さじ・小さじ・cc・ml・g・米の合】
結論・要約
大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1カップ=200ml(日本)、cc=ml(同じ意味)、米1合=180ml(白米で約150g)が基本です。ただしgはml×材料の比重で決まるため、砂糖・塩・粉などで変わります。正確に量るなら0.1g単位のデジタルスケールが確実です。
大さじ・小さじ・カップ・合は何ml?まず基本の体積を覚える
料理の分量で迷ったとき、最初に押さえたいのは「体積(ml)」の基準です。日本のレシピで使う単位は、次の4つを覚えておけばほぼ困りません。
| 単位 | 体積(ml) | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 小さじ1 | 5 ml | 計量スプーンの小さい方。すりきりで量る |
| 大さじ1 | 15 ml | 小さじ3杯ぶん。すりきりで量る |
| 1カップ | 200 ml | 日本の基準。海外は240ml前後と違う |
| 米1合 | 180 ml | 炊飯用。カップ(200ml)とは別物 |
ここで混乱しやすいのが「cc」と「ml」です。1cc=1mlなので、古いレシピのccは同じ数値のmlとして量れます。
もうひとつの注意点は、米の1合(180ml)と計量カップの1カップ(200ml)は別物ということです。炊飯器の付属カップは180mlの「合」用なので、料理用の200mlカップと取り違えると水加減がずれます。
大さじ1・小さじ1は何g?材料別の重さ早見表
「大さじ1」と言われても、量りたいのが重さ(g)の場合は材料ごとに変わります。これは g = ml × 材料の比重(密度) で決まるためで、同じ大さじ1でも軽い粉と重い塩ではグラム数がまるで違います。
下の表は、よく使う材料の大さじ1・小さじ1あたりの重さの目安です。
| 材料 | 大さじ1(15ml) | 小さじ1(5ml) |
|---|---|---|
| 水 | 15 g | 5 g |
| 牛乳 | 約15 g | 約5 g |
| 砂糖(上白糖) | 9 g | 3 g |
| 塩(食塩) | 18 g | 6 g |
| 薄力粉 | 9 g | 3 g |
| 片栗粉 | 9 g | 3 g |
| サラダ油 | 約12 g | 約4 g |
| しょうゆ | 18 g | 6 g |
| みそ | 18 g | 6 g |
| みりん | 18 g | 6 g |
| マヨネーズ | 12 g | 4 g |
読み方のポイント
- 砂糖・薄力粉・片栗粉は軽く、大さじ1で約9g。粉ものは山盛りにすると一気に増えるので、必ずすりきりで量ります。
- 塩・しょうゆ・みそ・みりんは重く、大さじ1で約18g。塩は粒の細かさ(精製塩か粗塩か)でも前後します。
- これらはあくまで目安です。正確な分量が味を左右する塩・砂糖・イーストなどは、重さで量るのが確実です。とくにパン・お菓子作りでは、0.1g単位のデジタルスケールで重さを量ると失敗が減ります。
米1合は何ml・何g・何人前?米の早見表
米は同じ容積でも、ぬかを除いた無洗米のほうが多く入ります。農林水産省の公表値を基に、カップの違いを先に見分けます。
| カップ | 体積 | 精白米の重さ | 無洗米の重さ | 用途 |
|---|---|---|---|---|
| 炊飯器付属の1合カップ | 180 ml | 約150 g | 約160 g | 炊飯器の水位線と組み合わせる |
| 料理用計量カップ | 200 ml | 約170 g | 約180 g | 液体・料理用。1合の代用にしない |
水加減の目安
- 炊飯器では、付属の180mLカップですりきりにした米と、米種・合数に合う内釜の水位線を組み合わせます。
- 無洗米専用カップや専用水位線がある機種は、その表示と取扱説明書を優先します。
- 200mLカップで米を量ると1合より精白米が約20g多くなり、水位線との前提が崩れます。
炊飯量を人数へ換算するときは「茶碗1杯」を固定量とみなさず、一度ふだんの盛り付けをスケールで量ると確実です。150g盛る家庭と100g盛る家庭では、同じ1合でも杯数が変わります。
大さじ1/2・小さじ1/4は何mlですか?
分数表記は、基準の体積を掛け算して求めます。液体は目盛りで、粉はすりきりにしてから分けます。
| レシピ表記 | 体積 | 別の量り方 |
|---|---|---|
| 大さじ1/2 | 7.5 ml | 小さじ1と1/2 |
| 大さじ1/3 | 5 ml | 小さじ1 |
| 小さじ1/2 | 2.5 ml | 5mL小さじの半分 |
| 小さじ1/4 | 1.25 ml | 2.5mL計量スプーンの半分 |
使うときのコツ
- 大さじ1=小さじ3杯なので、小さじだけでも大さじへ換算できます。
- 家庭のカレースプーン、ティースプーン、紙コップ、ボトルのキャップは容量が規格化されていないため、レシピの計量には使いません。
- 水だけなら「1mL≒1g」としてスケールで量れますが、油・しょうゆ・粉には同じ換算を使えません。計量スプーン・カップのセットがあれば分数も再現しやすくなります。
なぜgはレシピごとに違う?体積と重さの関係
最後に、換算でつまずく根本の理由を整理します。**ml(体積)は「かさ」、g(重さ)は「重さ」**で、両者をつなぐのが材料ごとの比重です。
- 水は比重がほぼ1なので、**水だけは「mlの数字=gの数字」**になります(大さじ1=15ml=15g)。
- 油は水より軽い(比重 約0.8)ので、大さじ1(15ml)でも約12gと軽くなります。
- 塩やしょうゆは水より重い(比重 約1.2)ので、大さじ1で約18gと重くなります。
だからこそ、レシピが「大さじ1」と体積で書いていればスプーンで、「○g」と重さで書いていればスケールで量るのが正解です。塩分やふくらし粉のように少量で結果が変わる材料は、体積換算に頼らず重さで量るほうが安定します。この記事の早見表はあくまで一般的な目安なので、厳密さが必要な場面では重さで量れるデジタルスケールを基準にしてください。
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よくある質問
大さじ1は何ml?何g?
大さじ1は15mlです。重さ(g)は材料によって変わり、水なら15g、砂糖(上白糖)なら約9g、塩なら約18g、しょうゆ・みそなら約18g、油なら約12gが目安です。mlは体積、gは重さで、g=ml×材料の比重で決まるため一律ではありません。
ccとmlは同じですか?
同じです。cc(立方センチメートル)とml(ミリリットル)はどちらも体積の単位で、1cc=1mlです。古いレシピや計量カップには「cc」表記が残っていますが、そのまま「ml」と読み替えて問題ありません。1カップ200ml=200ccです。
1合は何ml・何g・何人前ですか?
米1合は180mlです。農林水産省の目安では精白米約150g、無洗米約160g。同じ200mlでは精白米約170g、無洗米約180gになるため、料理用カップで1合を量らないでください。炊く人数は食べる量で変わるので、茶碗の大きさと必要量から決めます。
計量スプーンがない時はどう代用しますか?
家庭のスプーンやペットボトルのキャップは容量が一定ではなく、正確な代用にはなりません。水ならスケールで5gを小さじ1、15gを大さじ1として量れます。材料によって同じmlでもgが変わるため、粉や調味料はレシピのg表記か材料別換算表を使ってください。
大さじ・小さじは「すりきり」と「山盛り」で違いますか?
違います。計量スプーンの基準はすべて「すりきり1杯」です。粉類や砂糖はふんわり山盛りにすると1.5〜2倍量になってしまうため、別のスプーンの柄などで表面を平らにならしてから量ります。液体は表面張力で盛り上がる手前まで、ふちいっぱいが1杯です。
海外のレシピのカップは日本と同じ200mlですか?
違うことが多いです。日本の1カップは200mlですが、アメリカの1カップは約240ml、計量スプーンの大さじ(tablespoon)は約15ml・小さじ(teaspoon)は約5mlで日本と近い一方、カップは約2割多くなります。海外レシピは「ml」や「g」で換算して量ると失敗が減ります。
