浴槽のゴム栓のサイズが合わない時の測り方早見表
結論・要約
浴槽のゴム栓は、古い栓の上径・下径・高さと排水口径を測り、浴槽の品番から適合部品を照合するのが確実です。下径だけ、または排水口径だけで決めると、テーパー角度や鎖の取付部が合わないことがあります。ワンプッシュ式は単純なゴム栓へ置き換えず、排水栓の種類と部品を確認します。
まず確認|古い栓があるかどうか
ゴム栓選びは、古い栓と浴槽の品番が残っているかで進め方が変わります。古い栓があれば寸法を取り、浴槽の品番が分かれば適合部品表と照合します。どちらも無い場合は排水口径だけでなく、栓が当たる縁の形と鎖取付部まで記録します。ワンプッシュ式やレバー式は単純なゴム栓とは構造が違うため、分解前に排水栓の種類を確認します。
| 状況 | 進め方 |
|---|---|
| 古いゴム栓がある | 外して上径・下径・高さ・鎖を実測 |
| 栓が無い | 排水口径と浴槽品番を記録し、適合部品を照会 |
| ワンプッシュ/レバー式 | 型式確認・部品交換か業者相談 |
| 浮いて水が抜ける | 清掃後、下径と内径の差を見直す |
径を正確に測るには径を測る道具があると確実です。定規でも代用できますが、円の直径は最も広い部分を測ります。
測り方|5つの寸法
ゴム栓は円錐形が多いため、上下で太さが違います。次の5項目を測ると、合うサイズを絞り込めます。
- 上径: 栓の上面(太い側)の直径
- 下径: 栓の底面(細い側)の直径。排水口にはまる側
- 高さ: 栓の上面から底面までの厚み
- 鎖の長さ: 引っかけ位置から栓までの全長(鎖付きの場合)
- 排水口の内径: 栓がはまる穴の内側の直径
寸法はセットで見ます。テーパー形状の栓は途中の斜面が排水口の縁へ当たるため、下径だけ合っても、上径や角度が違えば密着しません。公式の交換案内でも、ゴム栓と排水口径の両方を測る方法や、品番別に複数寸法を示す方法が採られています。
テーパー形状の合わせ方
「ぴったり同径」を探すのではなく、押し込んで止まる関係を作るのがコツです。
- 元の栓があれば、上径・下径・高さを同じ条件で測る
- 浴槽品番が分かれば、その浴槽に適合する交換部品を優先する
- 押し込んだ時に斜めにならず、栓の斜面が排水口の縁へ均等に当たるか見る
- 鎖付きは、長さだけでなく浴槽側と栓側の取付形状も照合する
古い栓と同じ上径・下径・高さの製品を選べば、まず失敗しません。サイズ表示のある製品なら、実測値と照らし合わせて選べます。
サイズ確認・測り方早見表
買い替え前のチェックに使ってください。下径と排水口内径の関係が最重要です。
| 測る場所 | 何を見るか | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| 上径 | 太い側の直径 | 排水口の縁に乗る程度 |
| 下径 | 細い側の直径 | 元の栓・適合部品の寸法と照合 |
| 高さ | 栓の厚み | 古い栓と同程度 |
| 排水口径 | 栓が当たる開口部 | 栓寸法と浴槽品番の両方で判断 |
| 鎖の長さ | 引っかけ〜栓 | 古い鎖と同じか少し長め |
手順のまとめ
- 古い栓があれば外して上径・下径・高さを測る
- 無ければ排水口の内径を測る
- 浴槽品番または元の栓の全寸法に合う部品を選ぶ
- 鎖付きは長さと取り付け方式(玉鎖・輪・フック等)も合わせる
合わない・水が抜けるときの見直し
サイズを合わせたつもりでも水が抜ける場合は、次を確認します。
- 排水口の汚れ: 縁に水垢やゴミが付くと密着しません。まず清掃します
- ゴムの劣化: 硬化・ひび割れ・変形した栓は密着しにくくなります。劣化していればサイズ表示のある浴槽用ゴム栓へ交換します
- 形状・寸法の不一致: 上径・下径・高さ・テーパー角度を元の栓や適合表と照合します
- 取り付けの斜め: 鎖が短いと斜めに入り密着しません。長さを調整します
浴槽の栓は、上が太く下が細いテーパー形が多いものの、下径だけでは適合を決められません。古い栓の全寸法、排水口径、浴槽品番、鎖の取付部を照合し、交換後は少量の水をためて減らないか確認してください。
浴槽品番は取扱説明書や保証書、点検口付近のラベルなどに記載される場合があります。見つからない時は、浴槽全体、排水口、古い栓、鎖の取付部を同じ写真へ残し、実測値と一緒に部品窓口へ伝えると照合しやすくなります。
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よくある質問
ゴム栓のサイズはどこを測ればいいですか?
古い栓の上径、下径、高さと、浴槽側の排水口径を測ります。鎖付きは鎖の長さと取付部も確認します。浴槽や排水栓の品番が分かる場合は、メーカーの適合部品を優先します。排水口径だけで汎用品を決めると、テーパー角度や上径が合わないことがあります。
なぜ上と下で太さが違うのですか?
ゴム栓の多くは上が太く下が細いテーパー形で、排水口の縁へ面で密着します。ただし、合否は下径だけでは決まりません。上径、下径、テーパー、高さの組み合わせが部品ごとに違うため、元の栓と同寸法か、浴槽品番に適合する部品を選びます。
鎖(くさり)の長さはどう選びますか?
鎖は浴槽のフチの引っかけ位置から排水口までの距離より少し長めが基本です。短いと栓が斜めになって密着しにくく、長すぎると絡まります。古い鎖があれば同じ長さを目安にし、取り付け部の形状(玉鎖か輪か、フックかネジ留めか)も合わせて確認してください。
栓が浮いてきて水が抜けてしまいます。
栓が斜め、排水口の縁に汚れがある、ゴムが硬化・変形している、または寸法や形状が不適合な可能性があります。栓と排水口を清掃して真っすぐ入れ、改善しなければ浴槽品番から適合する交換部品を確認します。自己判断でひと回り小さい栓へ替えると水漏れが続くことがあります。
ゴム栓ではなく押すタイプの栓が壊れた場合は?
ワンプッシュ式やレバー式(ポップアップ)の場合は、単純なゴム栓とは構造が異なり、部品単位の交換や調整が必要です。無理に分解すると戻せなくなることがあるため、メーカーや型式を確認し、難しければ業者に相談してください。応急的にサイズの合うゴム栓でふさげる場合もあります。
